投稿

2020の投稿を表示しています

2020の終わりに

イメージ
  クリスマスイブの夜。 実家の夕飯に招かれたら、おでんだった。  デザートは、いちご大福だった。  大福のいちごあたりにクリスマスが意識されていたのか。どうかは分からない。  今日はイブなのかぁ、とポロっと口にしていた母だったが、もしかしたら。  自分としても今年は、今年だけは、Happy Xmasを(路上とは言え)マスクなしで歌うことは自重して、家でブナと歌うだけのインドアな夜を祝った。  そんなだから一応記録だけはしておこうと思ったら、 大事なところでなかなかブナのベストテイクが撮れない。 歌よりもブナ基準で。  ちよっと声を張ってみる。  師匠には内緒で。  翌日は 自分の41回目の誕生日であると同時に、 津久井やまゆり園事件の月命日。  鎮魂の舞を捧げにいくという仲間に入れてもらい、自分は献歌させていただいた。  すでに建物は撤去が進み、周りは遮音版に区切られた現場の献花台。  自分は なにを歌っても、 さびしく、寒々しく、殺伐として過ぎる工事車両音に飲まれて、 体内には無力感だけが、いや、無力感すら残らなかったが。  毎月、ここで鎮魂の集いを続ける方々がいる。  生涯、忘れえない誕生日となった。  2020が終わる。  来年。元気でいれたらいい。みんな元気で会えたらいい。  それ以外、なにもいらない。    A very Merry Xmas And a happy New Year  Let's hope it's a good one Without any fear !

風が見える人

イメージ
   仕事時間に 津久井浜海岸を訪れる。この浜辺の伝説の風使い、香村さん(JPN57)の二日間に渡る、アツい勧誘に心が揺れて、人生ではじめてのウィンドサーフィンへ。  ちょうどその日、予約にキャンセルが出たとのこと。今日は絶好の、ビギナーズ日和、ミウラさん向きの風ですよ、という。香村さんは風が見える人。 自分は、 アハハぁ、とあいまいな笑いを浮かべながら、 10日前、3日連続でサッカーした (部活か!) 結果、ミートグッバイ※してからなかなか戻ってこれず、治りの遅さに歳による焦りを感じていた。 ※ミートグッバイ=肉離れ 「ミウラさん、今日の担当のインストラクター知ってます?」 「さぁ、でも優しい人ならだれでも」 「須長です」 「やります!」  ウィンドサーフィン日本代表、須長由季選手。ロンドン五輪のオリンピアンであり、本市唯一の 東京オリンピック 内定選手。  小学生時分にかるく溺れて以来、海に入るも躊躇ってきた自分が、指導を受けるにはあまりに恐れ入る。それでも今日ばかりは一生に二度とはない機会だと思い、履いてきたズボンのまま海へ歩み入る。  何十年もジョギングで横目に眺めていた地元の海。  パンツが濡れる、アカモが足に触れる、それだけで新鮮だった。  いきなりドボーンと落下して、ああ、こんなにしょっぱかったっけ、と喉が渇く。ヒリヒリ。食道がやける。  はじめの三〇分、ただただ落下し続ける。乗っても乗っても、ただ落下するだけの自分に、須長さんは忍耐強い。 「あの、陸の上ではないので。水の上では、踏ん張ってもだめです」  そうこうして、這い上がり続けたある時、またしても威勢よく落下した自らを、バサーっと音を立てて追いかけてきたマストが、テンプルに「いい感じ!」で入る。一瞬、くらっと視界が薄くなって、あっ、と思って、たぶん切れたかな、と覚悟したが、出血はない。 「大丈夫ですか?」 「はい!まだやれます」  懲りずに乗ってみる。まだちょっと、頭は定かではないのに、どうしてか、今度は落ちる気がしない。 「あれ、さっきまでと自分、なにか違います?」 「いえ、同じですよ。ただ、落ちるなら前に落ちるつもりで」  力が抜けたせいか、実際に重心が前に移ったのか。わからないが、とにかく、なにか余計なものが抜けたらしい。  一度立てるようになると、漕がなくても風が背中を押してくれ...

原風景

イメージ
  高校先輩の声楽家の先導で、武村次郎さんの絵画に出会えたことが、この夏の幸せです。  奥様は声楽家、武村浩子さん。  故人であるお二人の、三春町のアトリエとレッスン室は、在りし日の芸術活動の香りが今も大切に、そして手付かずに、残されています。    美術のことはさっぱり明るくない自分が、次郎さんの描く色調を目にしたとき、理屈を抜きにして、郷愁(ノスタルジア)のど真ん中に立っていました 。 それが三浦半島を描いた風景だったからか。  ご遺族の思いと、先輩の気概に、 一も二もなく賛同してしまったのはただそのためです。 小網代風景 1992年  小さな美術館開館に向けた準備に(すすんで)巻き込まれてます。  ひとまず大掃除祭。  二十年の間、動かなかった時間が、積もり続けた塵埃とともに、 すこしずつ、すこしずつ流れ出していきます。  コロナ対策のことなど考える余裕もなく、マスクは二重です。  暑さもひとしおですが、昭和レトロなエアコン、いわゆるクーラーも 昔を懐かしむようにギンギンに稼働しています。 ナショナルクーラー  すべてが「美術作品の資料」と認識すれば、ことは簡単には進みません。  とくに直接の関わりを持たなかった自分は、踏み入ることのできない過去の風景があり、それこそが芸術の原風景であるように思います。 デスクライト  来月末の公開を目標に、あと幾回。  まだまだイメージできませんが。  アトリエに風が入ります。

ひまわりの咲く部屋

イメージ
  コロナからのお店再開後、 馬堀海岸の Space & Cafe  MonTonにて、 ピアニストの オーナーが戯れに「歌って」といって弾いてくれたこの曲を。  数か月ぶりの、声にならない声で 、 口ずさんだとき。  この瞬間、この空間、とのあいだに  なにか特別なシンパシーが流れた。ような気がした。 『時には昔の話を』  まるで、このお店に溶け込んだような、 あるいは、  かねてからここに自然に流れ、ずっと漂っていたような、錯覚を覚えて、  いつか自分なりに歌ってみようと真正面から取り組むことにしてみている。 (加藤登紀子さんのような、 美しく深淵で、セクスィーな歌にはならないが)  発声レッスンもままならず、ともすればこのまま歌から離れていくのかなと、予感し ていた近頃に、 あたたかく、歌うことを受け入れてくれたオーナーには、  いつも、Sun flower (ひまわり)を感じます。  そして、いつも 挽きたての コーヒー一杯で、できるだけ長居しています。 ~ 時には昔の話をしようか   通い慣れた 馴染みのあの店   マロニエの並木が   窓辺に見えた   コーヒーを 一杯で一日 ~ 今年のひまわりは大きい

半径20メートル

イメージ
 どこかへ遠出も儘ならないので、半径20メートルの出来事ばかり。  近隣の雑草地帯が刈り込まれてからこっち、行き場を失った生物たちが一時的に我が家に身を寄せる。  チョウチョや、バッタに交じって。  ひまわり花壇にカナブンらしきものも押し寄せる。 一匹や二匹じゃない  一本のひまわりに一匹や二匹じゃない。 偶然じゃない感じ 。     昔、よくやったカナブンの戯れに興じる。  ツマんでは、願い事を託して、月の方角へ投げる。  こんなセンチメンタルな一人遊び。  のはずだったが。  こいつらときたら、どんなに思い切り投げても、月の周りで旋回してブーン。  同じ葉っぱへ戻ってくる。数が減らない。よっぽど気に入ってしまったらしい。  もう一度やってもブーン。戻ってくる。  これはこれで楽しいが。  なんか、おかしいな。   もしや、もしゃもしゃ  おかしいな。  もしや。食べているのかな。  いや、おかしいな。カナブンじゃないな、こいつら。  噂の畑荒らし、ドウガネブイブイだな。  土壌の再生虫、カナブンは益虫と言われる一方、ブイブイは畑を食い荒らす害虫。 (人間側の物差しでは)  申し訳ないけど、木酢を使うか。  ところで4月からはじまったヒメイワダレ草によるグランドカバープロジェクトも7月に入り、いよいよ終盤戦。小さな白い花が、蜜を蓄えている。晩夏には緑の大地に、鈴虫の合唱コンクールがこだまするかと思う。 4月 5月 6月 7月 今日 グリーンウォール

プリンセスピーチ

イメージ
 ここに住んでからこの方、草刈りが入ったことなど一度もない斜面だった。  藪の中に境界があるのも知らなかった、というのも適当すぎる認識で。うっかり越境しても、まぁ、青地だから、と思っていたら、草刈り業者も、うっかり刈っちゃうことがあるらしい。  6月のある日、仕事から帰ると、気持ちよく刈り込まれていた枝垂れ桃。  しばらく呆然としてしまったが、自分の落ち度なので仕方ない。 「すまなかったね」  半べそをかきながら、切断面に癒合剤を塗って、それから毎晩、もしかしたら、 もしかしないかな、と涙で薄めたメネデールを寝る前にかけ続け。 枝垂れ桃の若葉  今朝。  もしかしたら、もしかしたのかもしれない。  生きてるよって、  返事があった。  おぉ、もう二度と、傷つけはしまい。  元気になったら、安住の地へまいりましょう。  プリンセス・ピーチ。

さんぽみち

イメージ
 ランニングではなくて、ウォーキングをしている。ニュースではなく、ロバート秋山の動画を見ている。音楽はちょっとだけアイリッシュ。 よく笑い、よく泣く。 一ミリでも免疫力を上向きの方向へ。すべての行動を、その一点に集中している 。おかげさまで体調は、回復の一途を辿っている。  さんぽみち。  あえて子供のころ通った懐か しい小道を選ぶ。途中のパラゴンカフェもそのひとつ。もっとも小学生当時は、謎めいた館の外観から、立ち入れない恐怖スポットのひとつだったが。10年とちょっと前、職場にいた方と「不思議な外観の館」について、 お墓の隣にすごいエキゾチックなやつがあるんですよ、と 他愛もない雑談をしていたとき、「ソレ、うちのジッカです、ジッカ」と言われ、「よかったら遊びにいってごらんなさい、弟夫婦が住んでるから」との勝手な誘いをきっかけに通い始めた。その当時から変わらないカレーの味とともに、緊急事態時でも変わらない空気の流れがここにはある気がする。3.11原発ショックのときもここに来た気がする。世間には出られないような悪いことをしてしまったとしても、ここには隠れに来る気がする。  ストロベリーのミックスジュースをいただく。テイクアウトのカレーを縁側に置いてもらう。お金のやりとりしたくないので振り込むよ、というと、ツケでいいよ、と。 ある夏のパラゴン 「体調、気をつけて」 「ええ、みなさまも」  里山から降りて、海まで。  海岸沿いの遊歩道。  突然に、これまで一度も思い出したことのなかった風景が目の前に浮かび上がる。  そう。  たしかここで。  父に会ったことがあった。  なぜいままで忘れていたんだろう。  そのときのことが まるでそこにあるかのように。今はっきりと。 克明に。 「やぁ」 「やぁ」 「散歩中?」 「あぁ」 「散歩中?」 「あぁ」  頸椎コルセットの上で、海を細く眺める、闘病中の父の眼差し。その前でプラチナの前髪が潮風に靡く。その一本一本さえ、今はっきりと思い描くことができる。今日と同じような、南西の弱風な日。  そのとき父が既に死期を悟っていたかどうかは分からない。  ただ、自足で歩いて海辺まで来ることができた最後の時期だったと...

基礎疾患

イメージ
 徐々に、外堀を埋められていく、ような気がする。  腹痛から始まった下痢と微熱が数日続き。次第に食欲不振。動悸。胸の不快感。喉の痛み。  県の新型コロナ専用ダイヤルに電話するも、マニュアルに忠実そうな声で医者の診察をすすめられるのみ。 町医者の診療時間は終わっている。 家にいても不安なニュースばかり入るので、夜の浜辺をとぼとぼ歩いていた。帰り路、偶然、スーパーから出てくる近所のかかりつけドクターに出会う。  熱があっても診るから、明日来てください、という。その一言だけでも幾分落ち着く。  その夜、寝ようにも眠れないので、おもむろに身辺整理を始める。そうこうして23時過ぎ、微熱を超える発熱に至り救急センターへ向かう。  入院支度もばっちり整えて。  ブナにはたっぷりのえさを置いて。  物々しい厳重体制。外にはPCR検査センターが稼働開始を待っていた。  待合室で待つ時間が長く、ただただ壁が白かった。 「風邪と思われますが、あした、かかりつけ医に診てもらってください。  解熱剤と整腸剤を処方しておきます」  そして翌日のかかりつけ医の診察も、「風邪」と診るのが自然とのこと。誰もが気持ちを落ち着かせるような言葉を選んでいる気がして、ありがたくもあり、怖ろしくもある。  当然ながら職場は出勤停止となり、それからのほぼ毎夕、母が食事を届けてくれる。  人には会う気にもなれない今、ただそれだけが人との繋がりであるかのように。  この夜、どれだけ多くの人が、一人で自宅療養する不安のなかにいることだろう。  とくに基礎疾患を持っている多くの同胞が。  

フィールドオブドリームス その4 ~作付け~

イメージ
 これで終わりではないが、フィールドオブドリームの、いよいよこれからが始まりに過ぎないが、ついにやっと、ここまで来た。ここまで来ましたよ。  途中から友人を呼ぶことも、集まることもできない世界になり、もう腰も、大胸筋も、握力も、精神力も、疲労困憊です。  まだなにも咲いていないのに、枯れそうです。  フィールドに立てた枝笹は、サッカーのドリブル練習用ではありません。  イワダレ草の苗を植えた場所の目印です。  いよいよグランドカバー隊の出陣式です。  これから緑一面に広がる勢力拡大図を定点観察。  苗が定着したら、思う存分、踏みつけ工程代わりにドリブルします。  食糧自給率の心もとないこの国で、世界物流が滞ったときのために、当初の予定にはなかった食物の作付けもしました。なぜか家にあった二十日大根の種をパラパラ蒔くと、土鳩が集まってきます。脅かすととりあえず逃げるように流木にとまります。  そういえば、毎朝、何羽ものうぐいすがもうコンクールの練習しています。  一羽だけ、高音の美しいのがいます。  自分も見習わなきゃいけないと思いながら、今はただ土のなかに籠っています。  ジャスミンの花も、アシュガの花も、テントウムシも春を謳歌しています。隣の青地から移植した紫陽花も一度はヘシャゲだけど息を吹き返して蕾を抱えました。  人間の僕は、世界史の転換点にあって、ウイルスに怯えながら、大切なものについて考えています。

フィールドオブドリームス その3 ~ワイヤープレイ~

イメージ
      もう限界です。  今日は箸も握れません。  これをやると5日間はギターを弾けません。  もう一息。ほんとにあともう一押しまで来た。  ブロック塀の角に大密集して巣食っていたおぞましい姿の笹の地下茎も、やっと、見える限りは駆除しました。  今日の大一番は、手ではビクともしなかった伐根作業に、新手の荒業で、ワイヤーロープを引っかけて自家用車(サンバー)で引っ張るというシーン。 ワイヤーの汗をみつ める武術 クラスタ  サンバーよ。がんばっておくれ。  と思いつつ、ゆっくりアクセルを踏むが、これがメッサおっかぬい。  ワイヤーが切れるか、  サンバーのフロントが逝くか、  根っこがちぎれるか。  いずれにしても、フロントガラスになにかぶっとんできそうなシナリオです。。。  サンバーよ。なにかあったら、許しておくれ。  サンバーよ。  愛しのサンバーよ。  踏みます。。。 「バッコン」  勝ったよ。  先に参ったのは切り株の根っこ。オレたちの勝利です。  今日は昨年、高知の林業から横浜に戻り、今は自称、最強の武術クラスタをしている高校同級生が来てくれ、限界点を見極めてくれた。おかげで、思い切れました。武術クラスタは数々のワイヤー事故談を語っていた。根拠はないがそれだけで安心(≠安全)をもたらしてくれました。  この作戦は功を奏し、3本も立て続けに伐根成功。  あとはひたすら、デカいピッケル、というかツルハシで城壁を失った笹の地下茎をえぐる。えぐる。  もしもの話だけど、ゾンビタウンで、なにかひとつ武器を選ぶとしたら、オレは絶対、ツルハシだな、ってくらいタフで強力なアイテムだと思います。  でも、もう限界です。  今日は箸も握れません。  これをやると5日間はギターを弾けません。  全身が痛くてこれじゃ新型コロナウィルスに感染してもダルさも分かりません。  ソヨゴの木を買いました。  あと、エゴノキと、カツラを注文したので、既に長いこと鉢植えであるギンモクセイと、オリーブをどう配置しようか迷ってます  ハナミズキも検討したけど、うーん、うちには雑木がいいかな、と思ってます。 追記:  掘るのに比べて、埋め戻す作業...

フィールドオブドリームス その2 ~ベイビーユンボ~

イメージ
 半月ほど不調であった体調も戻ってきたので、今日は1日ユンボレンタルして、パラゴンカフェのマスターと重機作業、やりきりました。  さすが、家でもなんでも自分で作るマスターですから。  最強に頼もしく、かっこいいタオル巻き姿。  自分はもう握力使い果たしてギターも握れないので、これからひさびさにフットサルでもいこうかと思ってます。  屋内に入り昼食をとってるときに、やっぱり業者が作った家は隙間風入らなくて、うまいなぁ、とおっしゃっていたけど、いや、マスターのハウスのが圧倒的に「うまい」と思います。  マスターが想定したのより大分ベイビーなユンボを借りてしまったので、日没ぎりぎりいっぱいまでかかってしまいましたが、なんとか笹の根源は突き止めて、叩けるだけ叩いたし、防竹シートも入れたので、あとは手作業でなんとかなりそうです。  これで自分が生きてる間はもう大丈夫なものと思いたいです。  けど、悪夢のように、笹の地下茎が伸びてくる姿が夢に現れそうです。  エイリアンとかの映画のラストシーンによくあるやつ。  終わったかと思ったら、、、オギャア、ってやつです。

流れよる 汝(なれ)はそも 波に幾月

イメージ
 ちょっと2~3時間だけ海辺を散歩し、ナイスな流木でもあったら拾って帰ろう、というつもりが丸一日、 観音崎を彷徨い続けてしまった。  途中、見知らぬ地元のおばちゃんも一緒に運んでくれたりして。    自身も流木マニアのおばちゃん曰く、昨年の台風以降、ここ最近は流木が多いらしい。  これは500年前の木だよ、って言われて、  やったー!って喜んでたら、  分かるわけないだろ、ってホラ吹かれたけど  これは見たことない、流木眼が光ってる、って唸りながら 運んでくれた。  そして今日も元ベンチプレス日本記録保持者が手伝ってくれた。  感謝の極み。 なんていい人たち なにかの水ぶくれもあがってた と思ったら星のカービーの漂着体 これはこれで悪くない 車のオブジェに 夕暮れのかねよ食堂にて 会計しようとポケットから木の実 本日の宝の山 (もしくはゴミの山) どうすんだろ これから考えなくては

フィールドオブドリームス その1 ~友はそこに~

イメージ
 紆余曲折あって、隣地を開墾することになった。  大晦日から正月にかけて、こんな生産性のない作業に集まってくれた、友人に心より感謝。  ぼくらの心には、草と土がいる。  これから森をつくる。  エゴノキとカツラ、オリーブとギンモクセイを植える。  紫陽花と水仙の小道をつくる。 (すでに水仙だけが自生して、とても香っている)  森の中に音楽堂をつくる。  自分にはなにもないが、空っぽな友と、真っさらな夢ならある。  叶わないまま、乾かない夢がある。  今年も楽しい年になる。    ~仏映画『私の好きな季節』より~   わたしは探す 友はどこに   夜明けには希望に満ち    夜にはむなしく名を呼ぶ   わたしは探す 友はそこに   大地の恵みを受けるところ    花が香り麦が揺れるところ   ほおをなでる風の中に    甘やかな大気に   友の声が夏の歌と混じりあう 半農半×の活動家、ちひろ兄さん 元ベンチプレス日本記録保持者のさぶさん ウッドデッキの下へもぐって匍匐前進 笹の地下茎先端を追いかけたはいいが 方向転換できないことに気づき そのままバックしてきて 最後の尻がひっかかってなかなかしんどかった .