ひまわりの咲く部屋

 コロナからのお店再開後、馬堀海岸のSpace & Cafe  MonTonにて、ピアニストのオーナーが戯れに「歌って」といって弾いてくれたこの曲を。
 数か月ぶりの、声にならない声で口ずさんだとき。

 この瞬間、この空間、とのあいだに
 なにか特別なシンパシーが流れた。ような気がした。

『時には昔の話を』


 まるで、このお店に溶け込んだような、
あるいは、
 かねてからここに自然に流れ、ずっと漂っていたような、錯覚を覚えて、
 いつか自分なりに歌ってみようと真正面から取り組むことにしてみている。

(加藤登紀子さんのような、美しく深淵で、セクスィーな歌にはならないが)


 発声レッスンもままならず、ともすればこのまま歌から離れていくのかなと、予感していた近頃に、あたたかく、歌うことを受け入れてくれたオーナーには、

 いつも、Sun flower (ひまわり)を感じます。

 そして、いつも挽きたてのコーヒー一杯で、できるだけ長居しています。




~ 時には昔の話をしようか

  通い慣れた 馴染みのあの店

  マロニエの並木が

  窓辺に見えた

  コーヒーを 一杯で一日 ~



今年のひまわりは大きい


コメント